令和6年11月


埼玉地区ハイキング開催報告

 埼玉地区ハイキングは11月18日に熊谷市の妻沼古戦場跡〜妻沼聖天山付近を巡るコースで実施しました。
 今回の参加者は4名(私を含む)で、熊谷駅に集合したのちバス移動で最初の目的地「妻沼古戦場跡」に向けスタートしました。
 当日の熊谷地方の天気は曇り、最低気温5℃最高気温16℃、北風の予報でしたが、体感10℃くらいの寒空で最寄りのバス停で下車すると、 皆「寒いね〜」の一言でしたが歩き始めると会話も弾みあっという間に妻沼古戦場跡に到着しました。
 妻沼古戦場跡見学後、赤城山、女峰山、男体山を右手に見ながら農道を移動し、大我井(おおがい)神社を見学。
 大我井神社から通りを隔てて妻沼聖天山の参道入口に到着、参道の一番目の門、貴惣門を見学。
 貴惣門は3つの屋根の破風よりなっており、全国に4棟現存するなかで規模の大きさは全国に例がありません。
 貴惣門をくぐった右手に妻沼聖天山本殿を開創した斎藤実盛公像を見学。 この像は平成8年御開帳の記念事業として建設されたものであり、右手に筆、左手に鏡を持っており、 実盛公が老兵と悟られないように髪を墨で黒く染めて出陣したという史実にもとづいています。
 次に中門、仁王門をくぐり最終目的の本殿に到着、本殿は奥殿と拝殿を中殿が結びつける「権現づくり」という建築様式を用いており、 三つの建物の各所に多くの彫刻が施されており、平成24年7月9日国宝に指定されています。
 ご本尊の聖天さまは大聖歓喜天(だいしょうかんぎてん)と称せられ、福運厄よけの神として信仰されており、ご本尊は国指定重要文化財であり秘仏でもあります。
 本殿見学後、境内のあずまやで昼食と休憩を取るとともに現役時代の懐かしい話で盛り上がりました。
 妻沼聖天山見学終了後、バス停前のお菓子屋さんでおみやげを購入、バスで熊谷駅に移動、解散となりました。

                             [幹事:前島 秀雄]