令和6年7月5日


横浜三渓園撮影会の報告<写真サークル>

 今回は、横浜にある古建築と広大な自然に囲まれ、国の名勝に指定されている「三渓園」を撮影カ所として選定し、 10月28日(月)5名の参加により実施しました。
 三渓園は明治末から大正時代にかけ製糸・生糸貿易で財を成した横浜の実業家・原三渓(本名富太郎)が東京湾に面した ”三之谷”と呼ばれた谷あいの地に造った広大な日本庭園です。
 園内には京都や鎌倉などから集められた17棟の歴史的建造物と四季折々の自然が見事な景観となっており、 庭園全域が文化財として位置付けられているそうです。  当日は早朝からの雨で撮影会が危ぶまれたが、予報通り雨もあがり、10時30分にはJR桜木町駅の東口改札に、 久し振りの杉浦さん、高橋さんに宮本さん相澤さんと守塚の全員が揃い、 横浜市営バスに乗り三渓園入り口で下車し三渓園に向かいました。
 徒歩5分で三渓園の正門に到着、入園料を支払い入園しました。
園内は、広大な敷地の中に大池が有り、奥が内苑と外苑にエリアが別れ、 内苑には原家が私邸としていたエリアでかっては桃山御殿と称された臨春閣(元紀州徳川の別荘移設)を中心に 古建築と庭園が一体となった空間が広がり、外苑は明治39年、 一般に向けて公開されたエリアで京都・東明寺から移設された室町時代建築の三重塔がランドマーク区となっており、 周囲は四季折々の花が眺められる様です。
 話では、紅葉や桜季節等は行列が出来るほどの人出と聞いていますが、今回は天気も曇天で紅葉の時期には早いため、 参観者は少なめでした。
 我々も宮本さんの案内で順路に従い、大池から内苑の鶴翔閣・白雲邸他と、 外苑の旧東明寺三重塔・旧矢箟原家住宅(合掌造り)・旧燈明寺本堂等々の他、幾つかの重要文化財に指定された、 歴史ある見事な建造物と、周囲の庭園の景観を鑑賞、散策しながら撮影スポットを探し、約2時間半撮影して廻りました。
 今回は紅葉や桜の花の様な艶やかさで無く、 重要文化財の歴史ある木造建築や広大な庭園の奥深い意義のある撮影会と成りました。
 2時間半の園内一周で歩き疲れと空腹のため園内で食事をと思いましたが、皆の意見で桜木町駅まで戻り、 適当なお店を探し、**水産で冷たいビールで乾杯、美味い魚料理を食しながら、 近況・サークル活動や昔の無線時代の話で盛り上がり、アッと言う間に時間が過ぎ、 外はうす暗くなってきたためお疲れ様でそれぞれ帰路につきました。
 今回はコロナ終息後、初めて参加頂いた杉浦さん骨折後のリハビリ中にも関わらず、 無理をして参加いただき感謝申し上げます。

                       写真サークル幹事 守塚・宮本