令和元年6月

令和6年度春季「寄席鑑賞会」報告

   
 令和6年度春季「寄席鑑賞会」を、7月27日(土)に開催しました。 梅雨が明け猛暑の中の上、パリオリンピックの開会、更には隅田川花火大会とイベントが盛りだくさん、と いう事情もあり今回は5名の参加と少々寂しい参加人数となりました。
 当日は、こうした行事で観客も大分少ないのではと思われましたが、開始時間が迫るにつれ団体客が次々到着、 8割くらいの入場者で埋まりました。
 前から3列目に陣取り、噺家の表情も十分読み取れるような席を確保。 早速、持参のアルコールで喉を潤しながら開会を待ちました。
 前座から徐々にレベルアップの話芸、更には曲芸、おまけに色っぽい年増のお姐さんの三味線での都々逸等、 大いに日本古来の文化を堪能しました。 一方、我々以上に高齢のギター漫談では、もう何時いつ引退してもと思う芸人も。 流石に引導を渡してあげたい気持ちで、笑いより悲哀が上回ることも。 しかし、笑いはお酒と同様「百薬の長」、癌も良くなると言われるほど、是非多くの会員にも味わって欲しいと思いました。
 「追い出し太鼓」に送り出され、足はアメ横通界隈の焼鳥屋へ。 久々に参加者全員で反省会?意外やアルコールの力も加わり真面目な反省会。 「寄席サークル」の売りは?サークルの推し噺家は?上野から時には地域変えてみたら?等々、 今後に向けての前向きな話が次々に、これも寄席効果で脳が活性化した証かもしれません。
 次回は11月に、今年度2回目の鑑賞会を計画しております。是非一緒に俗世間から離れてみませんか!
 (幹事:渡辺 修)

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定刻に集合した5名の元気な皆さん